山の出来事


第7話:子蛙の発生(昭和村・卵池にて)‐(2006年8月21日 掲載)


子蛙がいっぱい―卵池にて 2006年8月14日撮影

卵池は駒止湿原の北2`ほどの山間にある小さな池。周囲はブナやオニグルミなどの落葉樹林で、水辺にはミツガシワが 群生し、モリアオガエル、クロサンショウウオの生育地として知られている。浮島が風に押されてあっちへ行ったりこっちへ着たり。
6月中旬には岸辺の樹木の葉にモリアオガエルの卵塊がたくさん産み付けられ、うるさいほどカエルの声が聞こえる。が、カエルの姿は 見たことがなかった。今年は8月中旬に行ってみたら、卵塊は姿を消してエゾアジサイの季節になっていた。面白いものはなさそうだったので 帰りかけた時、笹の葉の上に小さなカエルを見つけた。おや、とよく見ればあたりの葉の上にたくさんのカエルが乗っていた。 日が差して体が温まり、もぞもぞ動き始めたところだった。 卵から孵ったモリアオガエルのオタマジャクシが順調に育ったらしい。
子蛙の集団を見たのは初めてだったので、ちょっとびっくり!


ハウチワカエデに産み付けられた卵塊。水辺はミツガシワの花で白く見える。 2005年6月14日撮影



[子蛙四態]―卵池にて 2006年8月14日撮影

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