山の出来事


第6話:大滝崩落(水無川本谷にて)‐(2006年8月6日 掲載)

表丹沢・水無川本谷の大滝(F8・落差25m)が崩落したと聞いて、どうなってしまったのかずっと 気になっていました。水無川本谷は塔ノ岳南面を流れる明るい沢で、滝の大きさや間隔など、全体のバランスが見事な 自然の芸術作品だと思っていました。その沢の象徴的な大滝が、ガレ場のようになっていたらちょっと悲しい。
梅雨明けが遅れた2006年8月、猛暑の中、本谷を遡行してみました。たどり着いた大滝(F8)は、以前の 大滝のように見えたので少し安心。でも、滝の上部が崩落して2段の滝になり、高巻きから眺めると、崩落して 岩場(ガレ場?)が広がったのでスケールが大きくなったように感じました。
崩壊前と崩壊後の大滝の写真を並べて見ましたが、上の写真の滝右側に左下に延びる顕著な線(地層)が、 下の写真では滝中央部を斜めに横切る線になっているので、上部がかなりなくなっていることが判ります。 そして、2つの写真を比べてみると、滝というよりガレ場っぽく見えてしまいます。


1991年9月4日撮影(原版はポジ)


2006年8月4日撮影


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