山の出来事


第5話:間引かれるブナ(浅草岳にて)‐(2006年7月18日 掲載)

第4話の続きです。ブナ林床に足の踏み場もないほど芽生えたブナは、子葉から本葉が育つった頃から、 自然に間引かれていきます。どう考えてもすべてが大きなブナに育つスペースはないので、間引かれなければならないのですが、 こういう命の無駄遣い(というのは人間の考えですが)が山の豊かな自然を維持していくためには必要なのでしょう。
おどろおどろしいような感じがしてしまいますが、これが自然の姿なのだと思います。
下の画像はすべて2006年7月12日、雨の浅草岳で撮影したものです。


ブナ林床に芽生えたブナ。少しづつ間引かれて、地肌が見えています。


間引かれて枯れてゆくブナの稚木。


間引かれて枯れはじめたブナの稚木。


枯れてしまったブナの稚木。この短い命はなんだったのだろうか?

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