山の出来事


第27話:植林:その2_[放置林T]‐(2009年3月17日 掲載)



密生して太く育てない線香林 2009年2月2日撮影

 枝打ちや間伐などの手入れが行われない植林は、密生しすぎて太く育てず、樹幹は葉で閉鎖されるので、 林床に光が射さず植物が生えない暗い世界になる。林床の草が生えない地面は雨で流出し、U字形に抉れてしまう。
 線香林は華奢なので風雨や雪による倒木が多く、土砂災害の原因にもなるといわれている。生育状況が悪くなりすぎると、 植林が立ち枯れをおこすところもある。
 拡大造林地を放置しておく花粉症や自然災害を大きくしてしまうので、きめ細やかな手入れが求められている。


閉鎖した植林地(真ん中は残されたヤマザクラ) 奥武蔵・大高山(2009/3/16)

雨水による土砂流出 景信山(2005/6/22)

降雪による幹折れ 宝登山(2005/1/24)

植林の立ち枯れ 奥多摩・刈寄山(200712/16)

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