山の出来事


第23話:虫の発生‐(2008年5月28日 掲載)



残雪とブナ若葉が美しい季節になったけれど・・・―南会津・浅草岳ブナ平 2008年5月24日撮影

 5月24日、入叶津登山口から浅草岳登山。気象情報ではくもりから雨でしたが、晴れて初夏の陽気になりました。  今年は3月に雪が多く雪融けが遅れたため、山神の杉手前は春の花の盛り、エゾエンゴサクの大群落が広がっていました。 カタクリ、キクザキイチリンソウ、サンカヨウ、そしてユキツバキの花も咲き、まさに春爛漫でした。
 ブナ平には残雪が多く広々とした雪原になり、ブナ若葉にタムシバ、オオカメノキの白い花が映え、きれいなブナの森歩きが できました。しかし世の中いいことばかり、ということはありえないようで、大量の虫が発生していました。 5mmほどの小さなハエのような姿だったので、ブユの大群のようです。顔の前を飛び回るわずらわしさ、荷を降ろせばワッと 集り、シャツの腕にもびっしり止まっていました。あまり吸血されなかったのが、不幸中の幸い!でした。
 南会津の山ではこれからカやアブが発生しわずらわしい付き合いになりますが、自然が豊かだから虫もたくさん発生する とあきらめて、我慢するしかなさそうです。ブユだって、この美しい自然を維持していくために、必要不可欠の存在だと思います。



目の前を飛び回るブユ―浅草岳ブナ平にて 2008年5月24日撮影

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