山の出来事


第2話:戸赤の山桜‐(2006年5月11日 掲載)

戸赤(とあか)は南会津郡下郷町の山村。明治時代、集落の人々によって「個人で勝手に切ってはならない」 と受け継がれた山桜が山肌一面に咲き、「戸赤の山桜」として知られるようになりました。
只見へ向かう途中、田島町に「戸赤の山桜」という看板が出ていたので行ってみましたが、田島から10`くらいあり、 なんにもない山中の道を走っていると、本当にこの道でいいのか、と心配になってくるようなところでした。

戸赤の集落
戸数30軒くらいの山間の集落で、山桜よりもこの集落のたたずまいの方が魅力的でした。
廃校を改築した建物「やまざくら」では福島の自然の写真展を開催中、集落の真ん中のテントで特産物を販売していました。
集落の対岸の山に、山桜が残されています。今年は連休に開花が間に合うのか危ぶまれたそうですが、 どうにか間に合ったようです。まだ咲き始めたところ、満開になれば見事な光景になりそうです。オオヤマザクラという花の赤味が強い山桜が生育しています。
桜が生える山腹には遊歩道が整備されているので、途中まで登ってみました。
山と里を分ける斜面にはカタクリが咲いていました。
「戸坂の山桜」はまだ知名度が低いので、これから宣伝をして、地域おこしに生かしたい、と係りの方がおっしゃっていました。

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