山の出来事


第18話:削られる山‐(2007年9月18日 掲載)



奥多摩・日原の石灰岩採掘場 2007年8月27日撮影

 圏央道の高尾山トンネル工事が開始され(下の写真)、万人に親しまれていた高尾山の自然破壊が心配されています。 圏央道の工事で破壊されるのは高尾山だけではなく、資材の採石場となっている東丹沢の西山や奥多摩の山々でも採石場が どんどん拡大し、山そのものが消えてゆきます。高速道路や高層ビル、再開発など工事の規模が大きくなっているので、山を全て 削りとるような勢いで採石工事が進行しています。緑(空気)と水の供給原である山を削ってしまえば、人間の生活環境は 悪くなる一方、温暖かも加速しそうです。未来をせっせと削り取っているのだから、今のこの国は美しい国とは言えそうもありません。
 (若い皆さんへ。美しい国とは、美しい自然とその自然に育まれた人々の心の美しさをいいます。お金に目がくらんでいる人々の国は、 醜い国と呼びます。)
 息苦しくて、どうにもならなくなってから、あわてて対策を講じるのでしょうが、そのときはすでに遅し、 となってしまうので、いますぐ、山削りはやめるべき、と思っています。


圏央道・高尾山トンネルの戦艦の造船所のような工事現場 2007年9月1日撮影

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