山の出来事


第15話:天祖山の倒木帯‐(2007年6月3日 掲載)



会所近くの倒木帯 2007年5月23日撮影

 奥多摩・天祖山の登山道は、日原林道の八丁橋近くの登山口から山頂を往復するのが一般的。天然林に覆われ、 イヌブナ→ブナ→ダケカンバと高度によって変化する植生が判りやすいコースです。登山口あたりはもう夏緑のようでしたが、 山頂あたりはようやく芽吹き始めたところでした。
 山頂の下に会所(信者の宿泊所、今は使われていないようです)がありますが、このあたりは強風でなぎ倒されてような 倒木帯になっていました。登山口も土砂崩れで駐車スペースが埋まってしまっていたので、台風のような暴風雨の影響と思われます。 東面の石灰岩採掘によって、山の自然が弱っているということではないと思いますが、自然が自然のまま残る、というのは 温暖化が問題になっている今となっては希望的観測なのかも知れません。


山頂下の会所、ササ枯れも目立つ

天然林にはブナも多い

樹林のような、一株のイヌブナ

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